塗装のうんちく 2コート・3コート

2コートとか3コートってどう違うの?と言った質問です。
簡単に言ってしまうとコート数は何色種類の
上塗り塗料を何回塗るのかという事になります。
このとき下地処理の塗装は含みませんので、
上塗りだけのカウントとなります。
レクサス・レジェンド等で7コートとか
言っていますがこれは下塗りから
全てカウントしての数です。
ソリッドコート
色のついた上塗り塗料だけ塗ることです。
(一回と言っても塗装自体は2回から3回重ね塗りをしますが)
顔料やが露出しているので色は鮮やかに写りますが、
紫外線などよる劣化や色あせしやすいという欠点があります。
2コートソリッド及びメタリック塗装は、
着色塗料とメタリックで色を作り、
クリヤで艶を出します。
ソリッドのみを塗れば2コートソリッドの出来上がり
紫外線などによる劣化や色あせに強くなります。
3コートパール塗装といえばよく言うホワイトパールというやつです。
ホワイトパールの場合最初にソリッドカラーを塗って
その上に半透明のパールマイカのみを塗装し、
クリヤでつやを出します。
今では当たり前のように使われていますが、
白にきらめきを与えるという画期的な方法でした。
この他に赤や黄色などでも色の隠ぺい力が弱いものなどには
近似色を下色として塗ったりする場合もあります。
この場合は隠蔽を補うという意味合いで使われますが
中には下色からパールが入ってその合成色という場合もあります。
特殊なところではラメ塗装もこれに入ってきます。
構成としては同じなのですがキャンディーカラーの場合は
基本的に最初にメタリックシルバーを塗り、
次に半透明のカラークリヤーを塗って
その合成色がキャンディーカラーとなります。
キャンディーの場合は染料系、いわゆるインクです。
これがあの鮮やかさの秘密、しかも3コートの構成とする事によって
立体感のある色が作られるわけです。
上記の場合はコート数を増やすことによって
合成色を作り出すことを目的としていましたが、
同じコート数でも4コート2ベークとか5コート2ベークと言って
途中に乾燥を何回入れるかによってのわけ方もあります。
ベークは乾燥の事ですから5コート2ベークといえば
5コートするまでに途中一回乾燥をさせて中砥ぎし、
クリア塗装全て塗り終わってから
もう一度乾燥をかけるという塗装工程になるのです。