塗装のうんちく 塗装の不具合とその対処方法
塗装の不具合とその対処方法についてのお話。
塗膜のはがれ
お問い合わせの中でも一番多いのが塗装のはがれです。
結構メーカーは偏るのですが、補修部分の下処理が悪かったり、
上塗りの硬化剤割合不適合などによっても発生します。
これがあるときはまずはがれる部分はエアー等ではがしてしまい、
残った部分の境目を滑らかに削ります。
その上でサフェーサーを塗ってからの塗装となります。
ひどいものだとしっかりと面出しをする必要があります。
チョーキング、塗膜の白亜化現象
塗料の中の、顔料が酸化して起こる、
表面に粉を吹いたような状態になること、
白亜化とも言います。
クリヤコートのされていないソリッドカラーの
白や赤に多く発生するようです。
補修は程度にもよりますが、表面を削って
上塗りでOKな場合が多いですが、
サフェーサーを塗ってからの塗装がベターです。
ブリスター・塗膜の泡吹き
補修暦のある車に時々見られます。
基本的には水分、油分など異物が入っていて
その部分から層間剥離をおこして
塗膜が持ち上げられてしまいます。
補修は原因となるところまで削り、多くの場合は
パテとサフを入れて塗装と言うことになります。
ウォータースポット、鳥粉、黄砂
最近は酸性雨や黄砂交じりの雨等塗膜に対して
攻撃性の強いものが増えてきました。
いずれも長時間放置しておくとかなり深く浸透していく
場合が多いので注意が必要です。
程度によってサフェーサーを入れて修正します。
クラック、塗膜のひび割れ
文字通りひびが入るのですが、洗車機の傷かなと思うものから、
地割れのようなものまで程度は様々です。
軽いものでもサフェーサーを入れたほうが良く、
ひどいものは剥離が必要になったりします。
やせ 艶引き
補修暦のある車で下地処理が悪く溶剤分が
抜けきっていないうちに次工程に進んだときなどにおきます。
またパテをつけた部分がやせてしまう場合はパテやせとも言います。
サフェーサー処理を必要とすることが多い。
以上、今までお引き受けした仕事の中で、良く見られた、
また下地処理を必要とした不具合をあげて見ました。
不具合と言うのは、見た目の割りに処理が簡単だったり、
大したことのなさそうな処理が大変だったりと言うことが良くあります。
あなたの愛車は大丈夫ですか?


