俳優 児玉清氏の講演

 娘の大学で、保護者向けの催物である児玉清さんの話を聞きました。話ははっきり言って、横にそれまくり先に進まないので、聞いてるのがつまらなかったです。
 
 演題は、「華のある人生を」です。彼はドイツ文学が好きで学者になりたかったそうですが、父の死により、働くことになった。

 父が死んだのが、ちょうど大学の卒業式の日の3月26日だった。大学院に進むつもりで、就職活動などしてなかった。自分の就職活動が、3月26日から始まったのだが、4月から雇ってくれるところはなく、東宝の研究生の試験を受けたことが、芸能界に入るきかっけだそうです。

 しかし、自分は、俳優を続けるつもりはなかった。それで、撮影現場でも、態度も悪かった。たとえば、黒沢監督が入ってくると、撮影現場は、緊張ムードが漂うのだが、自分は、フンという態度だった。何度か、胸ぐらをつかまれて注意されたことがある。

 東宝は、1年だけで次の春には、大きな会社に就職しようと考えていたが・・・辞めずに時間が過ぎた。

 そんな、研究生であっても、数年が経過、給料がもらえて安定してくると、妻子を持つ同期生も出てくる。「人は、安定した収入があると、その生活を守るために、夢を持たなくなる。工夫もしなくなる。」このようなことを言っていました。

 東宝に10年いて独立してテレビの世界に行きました。俳優とは、何の保証もない、身ひとつの仕事です。児玉清氏は、仕事を求めて、依頼された役を全部こなしていった。アタックチャンスは、司会者としても通用する為の、自分のクオリティを上げるために続けている仕事なのだろうを推測しました。

 と、まあここら辺までお聞きして、会場を出てきました。あまりにも、話が脱線して、ドイツ文学や哲学者の逸話などを織り込みながらの話だったので、話を聞くのが疲れてしまった。回りをみると、うとうとしている方もみえた。

 私も含め、年配の方は、他の俳優さんたちとの内輪話などが聞きたくて、大勢いらしたのでしょうが、このたびは期待はずれでした。

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