澤将監(さわ しょうげん)の館を見学

 異業種交流会で、旧中之口村にある澤将監の館へ行きました。私の家から、車で10分もかかりません。看板は、以前から目にしていましたが、行く機会がなく、内容も知りませんでした。

 将の字があるから、勇ましいお侍の旧家かと思いましたが、江戸時代の大庄屋であったということです。明治まで、住んでいたそうですが、大正のはじめに歯医者として、巻で開業したそうです。その頃は、県内でも歯医者は珍しく、その子どもは、お医者さまになったそうです。その次の子孫は、女子ばかりで、全員他家に嫁ぎ、澤家は、後継ぎが無く途絶えたそうです。

 館長さんが子どもの頃(戦前~昭和の終わり)は、この屋敷は、荒れ放題で肝試しが出来たそうです。しかし、月日が流れて、平成6年に、江戸時代の家の図面どうりに復元したそうです。建物は新しく気持ちが良いでした。使ってる木材の材料も、すばらしくほんの20年前ですが、平成の初期は、景気が良かったな、などとも感じました。

 歯医者になったご主人はじめ、歴代の頭首が、数多くの中央からの役人の手紙(命令分)を保管していました。館長さんが、それらの数点の手紙をコピーして張り合わせて、見せて説明してくださいました。

 当時の年貢の取り立ての明細や、日常の農民としての行動を明記した命令文は、とても細かいものでした。それをまた、その下の農民に徹底周知させるために、農民から、署名と捺印をもらって、文書にしていた。この澤将監の館では、古文書から当時を知る、ソフトの部分を聞くことが出来て、見学するだけの館でなく、江戸時代の庄屋と農民の姿が見えて良かったです。

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